人脈を広くしておく
営業に役立つ人脈の力
仕事を得るために必要な営業には、全く繋がりのない所を攻める飛び込み営業の他に、人脈を利用して契約を得て行くコネクション型の営業があります。社長のような会社の責任者クラスの肩書を持っている人の殆どは、後者の人脈を駆使した営業がメインですが、商談相手も決定権を持つ社長クラスが相手になる場合が多いです。元々信頼関係が出来上がっているので決裁のスピードが早く、結果、飛び込み営業よりも遥かに成約率もリピーター率も高くなります。そればかりか、絆をさらに深める事で顧客が新しい顧客を紹介してくれ、どんどん伝手が広がっていくので、飛び込み営業よりも効率が良い事は間違いありません。そのためこれから自営業を始めようとするのであれば、社長や役員、後継者の人脈を予め作っておくと、起業において大きな力になります。

有益な人脈を作る方法
人脈を活用する営業は確かに強力ですが、その人脈はどうしたら作る事ができるのでしょうか?多くの社長が行なっている方法としては、社長・後継者が集まる団体に加入する事です。一般的なのは地元商店街などで構成される商工会や商工会議所です。これらは地元での人脈作りに強い力を発揮します。似たような団体として、地域に根差した奉仕活動を行う公益社団法人もあります。こちらは公益性を重んじている事もあり、商売に携わっていない政治家や神主のような特殊なコネクションも得る事ができます。組織によっては地元の枠を飛び越えて、日本全国、そして世界とのコネクションを作る事も可能です。但し、広域になればなるほど、金銭的にも時間的にも負担がかかり、本業が手に付かなくなるリスクがあるので注意が必要です。自分の営業ターゲットをどこに定めるかによって、どの組織にどう関わるかを決めると良いでしょう。